アイデアを新しい価値に変える仕事。新卒採用1期生が【くらしラボ】を選んだ理由とは。

「暮らしに新しいモノ・価値を与えることに挑戦し続ける」ことをミッションに掲げ、人々の暮らしの中であったら役にたつものを新たに開発したり、情報発信したりとチャレンジを続ける「くらしラボ」。自社で運営するECショップ「スマイル・ストア」にて、「ダニ取りシート ダニコロリ」や健康食品を販売しながら、「こんなものがあれば生活が便利になるのに」という視点からまだこの世にない商品やサービスの開発に取り組んできました。2026年からは新卒採用を開始し、新たなステージへの一歩を歩み出したくらしラボ。そこで26卒として入社を決めた新卒採用1期生の3名に、就活時代の話や、くらしラボを内定先として選んだ理由を伺いました。後半ではくらしラボがコンセプトとして掲げる「くらしクリエイティブ」を実現するためのアイデアディスカッションを模擬的に実施し、その様子をお届けします。

1.まだ世の中にないものを生み出す。

高梨:くらしラボは主に通信販売事業を行っている会社です。現在は少数精鋭で運営しており、今回の新卒採用でようやく10名を超える規模になります。主力の商材はダニ対策製品の「ダニコロリ」で、2020年から販売を開始し、累計販売数は300万枚を突破、通信販売の会員数も約29万人規模まで成長しているというのが現状です。

会社の基本的な方針として共通認識として持っているのが、「ユニークで個性的なプロダクトを作り、それを世の中に広めていきたい」という想いです。EC事業を主軸に置きながらも、独自の製品開発に重きを置いている点が特徴です。

高梨:当時、ダニ対策製品はドラッグストアやスーパーといったリアル店舗、もしくは楽天、アマゾンといったECモールを中心に販売していて、そこで顧客の引き合いをしているという状況がありました。

2020年頃は特にDtoC(Direct to Consumer:メーカーが仲介業者を通さず、自社のECサイトなどから直接顧客に販売するビジネスモデル)が盛り上がり始めた時期だったこともあり、DtoC×ダニ対策をやってみようと始めたのがきっかけですね。DtoC領域の同業者の方々には最初は「ダニ対策商品をサブスクで販売するのって難しくないか?」と言われることもありましたが、誰も目をつけていなかったという点で独自性を持たせた戦い方ができたプロダクトだと思っています。

商品開発は、社内で2つの班に分かれて企画を持ち寄り、全体でディスカッションします。「個性的なもの」とは言ったものの、市場とフィットしていなければ誰も使ってくれません。個性的かつ市場でうまく噛み合うようなアイデアを議論の中で「こういう領域ならこの商品は独自性があり、人々の暮らしに新しい価値を届けられそう」「どうやったら多くの人に届けられるか」というようにブラッシュアップします。

高梨:そうですね。いろんな軸があって、商品自体も1からすべて作るものもあれば、OEMという形で既にある商品のパッケージを変えて独自のマーケットで戦うという形もあります。商品によっては医薬品といった専門領域の知識が必要な場合もあり、協業先として研究機関などを探したり、中長期的な目線で社内で資格を取得したりすることもあります。

新しい領域に挑戦するということで、特に社内的な縛りがある訳ではないです。決まりを設けて堅苦しくやるよりも自由な発想をある程度持った上で業務に取り組んでいきたいと考えています。

高梨:デザイン、システム管理、マーケティング、経営管理と大きく4つの部門があり、社員それぞれに役割を持ってはいるものの、少数のグループなので基本は「何でもやる」というスタンスではあります。また「社内業務の改善」「ロイヤルカスタマーへの感謝企画」「新卒採用」といったプロジェクトは部署を横断してチームを編成することもあります。

正直に言えば新卒採用に踏み切ったばかりで、体系的な研修制度が整っているとは言えません。研修に関しては外部から協力者の助けも借りつつ、まずは基本的な業務を一通りOJTを中心に経験してもらおうと考えています。商品企画はもちろん、お客様との関係構築を行うCRM(お客さまと長く繋がる仕組み)、集客など、通信販売に関わる業務を一通り経験してもらう予定です。

角川:就活を本格的に始めたのは5月頃でした。友人からは営業職が向いてるよ、と言われていたのですが、特に業界は絞らず自身の成長につながる仕事をやりたいというのが就活軸でした。成長市場だと感じていたのでITやシステムまわりの企業を受けていました。

町田:2月頃から、漠然と本が好きだから出版業界を見てみようとアバウトに始めましたね。途中から就活エージェントにもお願いし始めた頃から狭い分野しか見てなかったと感じて、営業や商品開発など本当に幅広く企業を見ていたと思います。

諏訪:趣味で草野球をやっているんですが、それは社会人になっても続けたいと思って、しっかりと休日が取れるなど福利厚生面を見ながら就活を始めました。一方でいろいろな企業を見ていくうちに、何をするかよりも誰と働きたいかを重視するようになりました。

町田:合同説明会のイベントに参加した時に出会いました。当時、くらしラボのWEBサイトには採用情報が載ってなくて…正直に言えば不安な気持ちもありつつ話を伺いました。ただ企業説明を実際に聞いてみると、参加企業の中で単純に一番面白そうな会社だと感じたんです。

諏訪:自分もイベント参加前に企業情報を調べようとして…なかなか情報が出てこなかったんです。「スマイル・ストア」の運営をしているのは分かったんですが、結局どんな会社なんだろうと…(笑)。半信半疑の状態で話を聞いていたら、想像以上に他企業と比べて雰囲気が良い意味で違っていて。個性的な会社だと興味が湧いたんです。

角川:最初に製品開発やECをやっている会社だとはわかったものの、「ダニかぁ…」というのが正直な印象でした(笑)。話を聞いて初めて色々な領域でチャレンジできることが分かって安心はしました。

高梨:正直に言えば採用1年目ということでHPの情報や説明資料に関してはまだまだ未整理なまま活動を開始したので…とにかく会って説明して良さを分かってもらおうと(笑)今年度からHPもリニューアルしてよりわかりやすい採用活動に繋げていきます。

角川:くらしラボともう一社システムエンジニアの企業から内定をいただいていました。もともと興味もあったので、実はシステムエンジニアになることに前向きだったんです。ただエンジニアとして働く自分と、くらしラボで色々なことに挑戦する自分を想像して、どっちの方が楽しいんだろうと。くらしラボは選考を通して唯一楽しいと思えた企業であり、選考のなかで「ディナー会」といって社員みなさんとの会食があり、それを通して社風を感じることができて、自分自身が成長しながら働く姿を想像できたのが一番の決め手でしたね。

町田:実はある企業から内定をもらって一度就活を終わらせていたんです。ただ業務内容がルーティーンワークに近いこともあり、本当にこの企業で良いのかと悩んでいました。そこで成長環境を就活軸として改めて設定して再就活を始めました。何社か内定をいただいた中で「企画から販売まで何でも全部できる」といった環境こそ自分を一番成長させてくれると思い、入社を決めました。

諏訪:どんな人と一緒に働きたいかという軸で就活をしていた自分にとって、選考の中でくらしラボで働いている人たちは本当に魅力的に見えました。ディナー会に参加した時も良い意味で気の張り方も上下関係もなく、いち大学生である自分の話をみなさん真摯に聞いてくださって。色々な企業を受けましたが、選考が終わった帰り道に「楽しかったな」と思えたのはくらしラボだけでした。入社してからの働きやすさを実感できたことが大きな理由でしたね。選考の中でも疑問点を全部答えてくれたんです。気になる点を聞いていたら1時間の面談予定が2時間半になっていて…。その時点で自分の中で不安な気持ちはゼロになりましたね。

高梨:ディナー会は最終面接の前に行いました。内定者に対して行う企業も多いと思うのですが、まずは社員全員と触れ合ってもらって少しでもくらしラボのことを知ってもらおうと。選考だけで進めてミスマッチが起きれば、お互いにとってマイナスですからね。

私個人の採用基準としては、身も蓋もない言い方をすると「直感」なんです。「素直でいい人かどうか」「この会社に合いそうかどうか」といった空気感を大切にしていました。ただ、最終面接での意思決定は社員全員で行っています。社員それぞれの判断基準があるなかで、全員で情報を共有して「誰と仕事をしたいか」という形で投票してもらいました。

仮に内定を出した方に断られたとしても、改めて採用数は増やさないという形で、社員全員の意思決定を大切にしましたね。

3.行動力・思考力・発想力・熱意によって新しい価値を生み出す。

テーマとしては「趣味だから許容しているけれど、実は我慢している不便さ」に着目してみたいと思います。それを解決する仕組みやサービスを考えてみてください。

町田:私は野球観戦が趣味なんです。その中で座席の狭さについては不満がありました。間隔が非常に狭く、飲食をする際に特に不便を感じます。応援グッズやユニフォーム、タオルなどで荷物も多く、狭い座席でカバンの上に食事を置いて食べるしかなくて…。簡易的なテーブルが座席に取り付けられる仕組みがあったらいいなと常々感じていました。

高梨:ドリンクホルダーや座席、もしくはカバンに直接取り付けられて、持ち運びもしやすい折りたたみ式の机は需要があるかもしれませんね。

町田:もうひとつの趣味がコスプレで。衣装をミシンで縫うのですが、下糸が無くなるのがわかりにくいんです。上糸は目に見えて残量がわかるのですが、下糸は布に隠れて見えません。糸が切れたことに気づかずに縫い続けてただ布に穴が空いただけと…よくSNSでも同じような話を聞くので、下糸が無くなることに気づきやすくなればいいなと。

高梨:そういった機能が搭載された機種もあるそうですが、それだけを理由に買い換えるのはコストに合わないでしょうね。糸そのものに加工をするなど、どんな機種でも汎用性がある仕組みが作れたら需要がありそうですね。

諏訪:私はいわゆるアイドルの「推し活」が趣味です。ライブに持っていくグッズは思ったより多く、収納に困ることが多いです。タオルやペンライトも複数持っていくことも多く、それぞれに収納のための専用スペースやグッズを飾れる仕組みなどを備えた、カスタマイズ性のあるバッグがあれば、需要があると思いました。

町田:セミオーダーとなると価格が高くなりそうなので、入れるものにあわせてストレッチが効く生地などでスペースが調整できると良いかもしれません。

諏訪:ひとつのカバンの中に大・中・小と大きさの異なるポケットを組み合わせる形で間仕切りができるカスタマイズ性があるといろいろな需要に応えられそうですね。

角川:私は筋トレが趣味で、ジムに通っています。本格的な筋トレをした後にはプロテインはもちろん、EAA、クレアチンなど複数のサプリメントを摂取するのですが数えきれないくらい種類があるんです…。管理も大変だと、筋トレを始めたての頃には継続的に飲み続ける気持ちが折れる時もあって。ライトユーザーに向けて、必要な栄養素をまとめたオールインワンのタブレットや食品があれば良いと思います。似たような製品もあるのですが、海外製で1錠のサイズが大きいなど、万人向けではないんですよね…。

高梨:詳細はまだ言えませんが、実は角川くんと似たような着想で、持ち運びしやすく、食べやすい食品で気軽に栄養素を補おうと、実際に商品開発を進めているものがあります。

高梨:キャンプが趣味なんですが、東京都内からキャンプ場までの移動時間や渋滞が結構苦痛なんですよね。どうやったらその時間を短くできるかを考えていました。現実味は薄いですが…キャンプ専用道を用意してもらって時速150キロまで出せるようにするしかないですね(笑)。

4.世の中を良くする想像を現実に。

高梨:今回は趣味の中での話でしたが、日常生活の中でも何か企画の種になるんじゃないかとアンテナを張っておくのは大切だと思います。ある意味職業病ですが、日常生活やニュースを見る時も、「こんなものがあれば解決できるかも」という目線で考えるようになりますね。

高梨:本当に泥臭い話になりますが、例えば「こんな効能がある食品を作りたい」となった場合、関連企業が集まる展示会に顔を出して情報収集を行った上で、まずは原料メーカーさんに徹底的に連絡して…リアクションのあった企業さんとミーティングしながら実現可能性について議論していくわけですね。

アイデアからスタートして、独自性を強めるプロダクトアウトの視点は大切ですが、そこから掘り下げていくと。市場規模はいくらで、原価はどのくらいなのか、送料やパッケージにかかる費用は…いろいろな数字を計算した上で、市場にどれくらいのインパクトを与えれば事業として成り立つのかを考えるのが商品開発という仕事です。

この場で模擬的にやったワークショップでもさまざまアイデアが出ました。その夢物語を、仕事として、事業として成立させるためにはどうすればいいのかを本気で議論するのが私たちの仕事なんです。

アイデアを実現させるための方法はさまざまなやり方があり、会社としてのノウハウも蓄積してきました。企業としてはまだまだ経験と感覚に頼っている部分を言語化してマニュアル化していく段階ですかね。

高梨:創業経緯がインターネット上でのDtoC事業からスタートしたものの、今年はポップアップストアの出店なども検討しております。メーカーと言うと工場や倉庫を持つイメージがありますが、そうでもないと。

その中で対外的にキーワードとして生まれたが「くらしの種を拾う」という言葉でした。世の中に役立つものやサービスを生み出したいという思いや、自分が成長したいという思い。そういったものを種として、くらしラボという箱で育てていこうと。人それぞれ持つ種は違うからこそ、それを育てることのできる器の深い会社にしたいという思いが込められています。

高梨:そうですね。素直で、実直に、気合いがある子を待っています。始めたばかりの新卒採用ですが、これからも継続して行っていきたいんです。会社に新しい風を吹かしてくれる存在として、未経験ならではの発想にも期待しています。種が芽吹き、にょきにょきと伸びてほしいと。今後くらしラボで生まれる新卒の先輩・後輩の関係性が、会社全体のカルチャーを色濃く育ててくれると楽しみにしています。

ありがとうございました。(一同)